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農業リポート

2015年11月 6日 (金)

春の豆を植えました

朝熊の畑だよりです。

まだ夏野菜の甘長ピーマンが旺盛です。
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もりもり実を付けてます。豊作で嬉しいのですが、今年は種も自家採種したいので、しばらくこのままにしておかなくてはなりません。と、なると、次の野菜が植えられない?そう、野菜というのはそれぞれが植える時期&終る時期が交差するのです。

はーい!ソラマメ、エンドウ、ここまでね。全部抜いて、キレイにしましょう。
ではキュウリ、トマト、カボチャ、ナスを植えます。
はい!夏の野菜終りました。全部抜きますー。
秋の野菜植えますよ。

という訳にはですね、行かないのです。これが。

野菜によっても違うし、種を取るかどうするかでも違うし、売り物なのか、自分で食べるだけなのか、でも違ってきます。畑の面積にも限りがあります。

特に、自家採種をしようと思うと、実を熟成させて種をとらなくてはならないものも多く、そうなると実が終っても数ヶ月そのまま。ということもあります。そうすると次の野菜を植えることができません。
...と、思っていたのですが。

なーんだ!終った野菜の間に植えればいいんじゃんかー!
と、発見してしまいました。なので、今日は甘長ピーマンの株元にソラマメを撒きました。
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芽が出て来る頃には甘長ピーマンも終わりを迎えるので、根同士は競合しないのです。同様に、落花生がまだ植わっているよこにエンドウも植えました。
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白いのはエンドウの種で、赤いのはライムギの種です。
この畑はネコブセンチュウが多いことが判明したため、忌避効果のあるライムギを植えて土壌改良をしようと思っています。よく、畑の横にマリーゴールドが植えてありますが、それと同じですね。

ちなみに、ライムギの種は赤くありません。
これは虫予防に種に薬がかけてあるんですね。
普通に種を買うと、かなりの確立で薬がかかっているので、初めて見たときは本当にビックリしました。

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エンドウの種もこのように赤い薬がまぶされています。
一番最初に写真のソラマメも緑の薬がまぶされていますよ。

自家採種すれば、買ってきた種じゃなくても、自分の畑で育った種を植えることができます。でも、うちのキヌサヤの種は1/3は虫に喰われていたので、かなりの確立でやっぱり虫は付くのだと思います。

あとは来年の春までのお楽しみです。

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昼からは小豆と黒豆の収穫に行ってきます〜。

2015年9月27日 (日)

黒豆の成長報告

うずら豆は見事にイノシシにやられてしまいましたが、他の豆は今のところ無事でございます。

今日は朝熊で育てている丹波黒の成長過程を紹介したいと思います。

ちょっとカメムシが寄ってきているので、豆を吸われないか心配ですが、ちょっと虫よけ網をかけずに育ててみようと思っています。今のところの実の入り具合です。

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種を植えたのが6月13日でした。
今日で約3ヶ月半でしょうか。
昨年に採種した黒豆を植えて…
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土中緑化をして…
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挿し芽をして…
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定植して…
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育って…
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育って…(ちなみに、中心から右の2列が黒豆、左が小豆です)
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育って
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花が咲いて…
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支柱を立てて…
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まだまだ育って…
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と、思ったら浸かって…
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泥だらけになって…
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なんとか復活して、イノシシ除けを張って…
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なんとかここまで漕ぎ着けました。

は~。
あとは、いかにしてイノシシから守るか…です。

ちなみにこれが去年の黒豆ですー。
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どうか無事に収穫できますように!




2015年9月 5日 (土)

稲刈り2日目

今日も快晴、稲刈り日和です。
今日は昨日の半分の広さの田んぼです。

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9時スタートです。今日のメンバーは

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息子と武司

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サトナカ工房の昌子ちゃん、知ちゃん、今日初めて稲刈りをするゴヤさん。
ゴヤさんは沖縄出身の方です。日本人です。私が漢字忘れただけです。すみません。

ゴヤさんはなんと!裸足で参戦です。

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でも、田んぼへは裸足で入るほうが「アース」になって良いと言いますね。
地球と自分とが繋がるとでも言いましょうか。
ゴムの長靴だと絶縁体ですから。

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稲は昨日のよりもよく育ってて、実付きもよいです。

そして、特筆すべきは…

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昨日の田んぼ。

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今日の田んぼ。

ご覧ください。雑草が全然ないでしょ。
同じ苗、同じ作り方です。
農薬ナシです。
化学肥料もナシです。

では何が違うのでしょうか。

今日の田んぼはずっと田んぼとして作ってきた田んぼです。
まず、土が全然違います。
感触として「土が育っている」という感じ。
イトミミズも沢山います。
除草は初期に数回入って、手で「カキカキ」しただけです。

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「カキカキ」とは、このように生えかけている雑草を根から浮き上がらせるべく、土を指でワシワシと掻く作業のことです。
これを1回やっただけで、後はたまに見つけた草を取るくらい。

昨日の田んぼとは雲泥の差です。

昨日の田んぼは休耕田を田んぼにしてまだ2年目。無農薬栽培としても2年目ですが、去年よりちゃんと除草したにも関わらず、しっかり生えてきちゃいました。
無農薬で栽培すると3年は草が生えると言われているので、仕方のないのかも知れません。イトミミズもまだ少ないですねー。

講釈はこれくらいにしておきましょう。

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EMELONのデザイナー、武司もしっかり働いてくれてます。

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今日の「縛り隊」は工房の佳代ちゃんも入って3人体勢で。

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お昼にはすっかり刈り終わりました。

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今年の2月にはこんなんだったのが

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きちんと整備をして

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太陽の光を浴びてすくすくと育ち…

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黄金色に輝く稲ができましたー!

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サトナカ工房にチームはザリガニやメダカを捕まえて大はしゃぎです。

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今日は私と父、母も入れ、9人体勢で2畝の田んぼを3時間で刈り取りました。
人力の田んぼは本当に人出が必要です。
みんなのおかげで無事、無農薬、無化学肥料のお米を収穫することができました。

明日には精米できる予定です。

昨年は除草剤を入れた田んぼのお米と一緒に精米してしまったので、販売が出来なかったのですが、今年は販売いたします。準備に入りますので、もう少々お待ちくださいませー!

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全部でこれくらいの量になりました。
お・た・の・し・み・に~。

2015年9月 4日 (金)

稲刈り一日目終了

は~。やっと一日目が終了しました。

それにしても、3反すべて手刈りの覚悟だったのが、2反はコンバインが入ってくれることになり、前日に段取り変更。いやーヨカッタ!!
そして当日。

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お弁当も作ってですね。出発でございます。
集合は9時とは言え、8時から準備に入り、9時には現地へ。
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今回、活躍したのがこちらの田舟。
下が全然乾いてなくて、刈った稲を置くと泥々になってしまうので、この田舟に置いて行きます。今回参加してくれたのはこちらの皆さん。

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人員確保のため、急な呼びかけに参上してくれたMr.津谷と前日のFacebookでの募集にやってきてくれた長田さん。


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突如助っ人に現れた「月の魚」のマスミくん。と、うちの母。

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息子。

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サトナカ工房の製造チーム3人と陶芸作家の藤井くん。
あと、うちの父と私とで総勢10人でございます。

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しかし見てください。この雑草。

畑じゃありませんよ。田んぼですよ。

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あの6月の除草の日々は一体ナンだったんでしょうか。というくらいの繁殖ぶりです。
↓↓↓↓

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そして、先月の台風15号だっけ?それ以降ずーーーっと雨だったので、こんなんですよ。

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えへへ。
泥々だよ。

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刈った稲を後ろの田舟に載せ…

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畔に運び…

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そこで揃えて…

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はさに掛けるという段取りです。
田舟大活躍です。

マスミくんと藤井くんは田植えも来てくれて、マスミくんは稲刈りも2年目。
要領もよく分かってくれてます。
とっても助かります!

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みんな朝9時から夕方4時までみっちり動いてくれました。
本当にありがとうございます!happy02

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最後のひと刈りのあと、刈り番のみんなでポーズ!
お疲れさまでした。

   
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明日は朝熊神社近くのこちらの田んぼ。大きさは今日の半分の大きさです。

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今日のと明日の田んぼは無農薬で無化学肥料です。
でも、明日の田んぼはほとんど雑草が生えてないんですよ。
面白いですね。
そして、こちらは機械で刈ってもらった慣行農法の田んぼ。
水が入っていても、下の土が締まっているので。コンバインで刈ってもらえました。

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あと今日の夜、コンバインを入れてくれる人と相談していたら、今日の3倍の大きさの田んぼがあって、そこは全然乾いてないので、もしかしたらかなりの広さ、手刈りしなくてはならないかもという話になっていますshock
天気だけが心配。
雨が沢山降らないといいんだけど…。
てことで、明日も引き続き稲刈りでございます!!
早く寝よう、っと。

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※鶏の卵を産むペースに消費が追いつかなくて、お昼用に大量の玉子焼きを作りました。後ろは各田んぼの工程表。稲刈り終わらないと、本当に何にも手に付きません~。

2015年8月24日 (月)

黒豆の赤ちゃん

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黒豆の赤ちゃんです。カワイイですよねー。
イノシシに食べられることなく無事に収穫できるのでしょうか。

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今日は台風に備えて倒幅防止の支柱を立てに行きました。腰くらいの背丈があるんですよー。この支柱も1本68円するので、それを黒豆80株分買うと5500円くらいと、結構な金額になってしまいます。黒豆は1袋200グラムで800円くらいですから、7袋(1.4キロ)は買えるでしょうか。この畑でどれくらい収穫できるかちょっと見当は付きませんが、昨年は20株で800グラムくらいでしたので、うーん。ちょっと欲張って5キロくらい?

植え付けた種は昨年のものを使用しているので、土地にも馴染んでとても大きく立派に育っているのが嬉しいですね。

また、支柱は何年も使うことができますから、100均でやわい安いヤツを使わないで、高くてもちゃんとしたものを使った方がいいです。

こちらは黒豆の畝(左)と、こないだイノシシにやられたうずら豆の畝(右)です。あ、そこに同じようなものが植わっていたなんてまったく分からないくらいの惨状ですね。大切に育てていたのに、いきなり娘を夜ばいされて蹂躙されて連れ去られてしまったような気分になります。

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2015年8月13日 (木)

日本には日本の乳酸菌

乳酸菌は腸を整えるものとして知られています。
手軽に乳酸菌を体内に取り入れるとして一番食べられているのがヨーグルトです。乳製品は戦後日本で普及してきましたが、考えてみたら何もヨーグルトに頼らなくても日本ではもっと昔から乳酸菌を取り入れていたのです。
それが、糠漬け。

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精米する際に出る糠は優良な微生物を発酵させるためのエサになるようで、私の育てている鶏にも糠を使って作った発酵飼料を与えています。おからを発酵させるのにも使っています。鶏の糞は養鶏場の近辺から苦情が出るほど臭くて有名ですが、うちは発酵飼料をあたているので、糞も臭くないのです。

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※鳥に与えている自家製の発酵飼料

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※おからを発酵させたものも与えています。

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※元気に卵を生んでいます。

これを人間に当てはめて考えてみたらどうでしょうか。もともと日本人の持っている腸内のバクテリアや遺伝子に乳製品の乳酸菌を与えるよりも、お米由来の乳酸菌を与えが方が自然なように思えてきます。
戦後、結婚する際に男性が女性に言った言葉に
「糠味噌臭い女房はごめんだよ」
というのがありました。

糠漬けを作るには毎日糠床を手でかき回さなくてはなりません。そうやって空気を入れることで、糠床が腐敗するのを防ぐのです。だから、結婚して糠漬けを作るとなったら、毎日それをするので、糠臭いことはあるでしょう。
要は、戦後はもう今までの日本とは違って俺達はオシャレで現代的になるんだから糠漬けの匂いなんでいやだよ。ということなんですね。そこで、多くの女性は糠漬けを作ることをやめました。そして、ヨーグルトを食べるようになったのです。

農作業を初めて、キュウリが大量に出来たりするわけですが、キュウリをヨーグルトに入れるわけにはいきませんよね。糠漬けにすると保存も効くし、おいしい糠漬けになるし、乳酸菌を取り入れることができます。

畜産でもしていれば別ですが、乳製品って、そもそもそんなに身近なものではありません。牛を飼おうと思うと、乳牛で20万くらいだったかな?するらしいです。そう思うと、もっと身近な糠を使って乳酸菌を利用するのは体にも優しいのではないかと思っています。

今年は無農薬、無肥料でお米を作ったので、来年はその糠を使った糠漬けを作ることができます。それも、今からの楽しみです。

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2015年7月14日 (火)

大豆の挿し芽

極小黒豆&丹波黒に続いて、今度は大豆です。

昨年はカメムシにやられて壊滅。
今年は被害を軽減するため、1ヶ月ずらして種を植えてみました。

ところで、種を植えても発芽がバラバラということがあります。
発芽がバラバラだと、次の作業が長引きます。
要は、なるべく一斉に発芽させたいわけです。

そこで、私なりのコツが二つあります。
1、植え付ける土を前もって湿らせておく(ぎゅっと握って形が保たれるくらい。全体の水分が均一になります。播種当日は日陰に置くので、水はやりません)。
2、平らなところに置く(2日目以降の水やりで置いた場所に傾きがあるとそこに水が集中してしまい、成長に差が出てしまいます)。

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さてさて、大豆ですが、揃って出てきた芽をパチリと切って手前に用意したポットに挿し芽します。これらもしばらくモナリザパークでナメクジから避難生活です。
挿し芽とは、芽を切って土に挿すのですが「根っこがないのに大丈夫?」とよく聞かれます。大丈夫ですよ〜。3〜5日もするとちゃんと根っこが生えてくるんです。植物ってすごい!

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2015年7月10日 (金)

やっと晴れて黒豆の植え付けを始めました。

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今年、どうしても大豆を作りたくて、休耕田を畑として借りました。
大豆は花芽ができるときにものすごく水を欲しがるので、田んぼだと給水に都合がいいのです。
しかし、これがかなり大変でした。
今年2月時点の姿がコレ。
カヤにセイタカアワダチソウが群生してました。

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それをなんとか
ここまでやって

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  ↓
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  ↓
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  ↓
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ここまで頑張ってやりましてん。
4畝作って、左から
・でっかいカボチャ(アトランチックジャイアントという品種)&さつまいも
・うずら豆&小豆
・極小黒豆&丹波黒
・大豆&サトイモ

という仕立てになっております。どうも野うさぎがいるらしく、小豆や大豆の葉っぱがちょいちょい食べられています。弱ったな~。

2013年9月19日 (木)

お米の検査に行った話

モナリザ、農作業担当のゆきです。

以前、お米つくりの様子をこのブログにUPしました。
そのお米を販売しようと思っているのですが、お米を販売するには色々手続きがありまして。
産直で精米して売る場合はそれほどキビシくないのですが、それでも「年産」「品種」「産地」を表示するには検査を受けたお米でなくてはならんということで、受けてまいりました。

その前に。

農協で販売している規定の米袋に入れていかないとダメなので、入れ替えです。
めんどくさー。
でも、この袋にハンコを押してもらうのでしょうがないですね。
右が農協の袋です。見た目ほとんど一緒だけど「三重県」ってちゃんと書いてあります。
これが1袋83円。

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入れ替え中。

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そして軽トラに積み込みます。
1袋30キロあるので、そうとう重いです。
助っ人のCD(クリエイティブディレクター)に頼みましたが、「う~、う~ん………オレ、無理かも」。
…やっぱり…
しょうがないので私がすべて積み込みました。

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さて、お米の検査とはどんなところで、どんな風にされているのでしょうか。

わくわく。

楽しみです。すごい機械とかあるのかな。
そう思って指定場所の一色町河川敷へ。

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おお~!こんなに沢山のお米が!
それに比べてウチは10袋ぽっち。

そしてどんな検査かと言うと…

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なんか器具をブスっと刺します。

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すると中にお米の粒が…

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まずは小さい機械で水分を測ります。
13%で、ちょっと乾燥気味。
14~15%が理想だそうです。

そして次が等級検査。

お米には1等から3等の等級があるらしくて、それを判定してもらいます。


わくわく。

うちのお米はどんなやろ。

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ブスリと空いた穴が痛々しいです。

「これですねー。カメムシ多いですね」
「カ、カメムシ!?」
お米の載った皿を指して農協の人が言います。
「いったいどこにカメムシが??」
「いや、カメムシが、まだお米が若いうちに吸いに来た跡が…」

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ふむふむ。
「この皿がだいたい1000粒で、まあ、その数によって等級が決まってくるんですけど」
検査官の人が顔を見合わせて言いにくそうにしています。
「それで…それでうちのお米は?」
「規格外ですね」

き、規格外!?
1等でもなく、2等でもなく…そして3等でもない。 そう、うちのお米はナント「規格外」というお米でした。


いや~!!そりゃそうだよ!だって農薬かけてないからね。 虫さんも「イェ~イ!」⇒周りの田んぼは全部薬使っているから、そこから逃れてきた虫がウチの田んぼへ「ひゃっほ~い!!」⇒ウチの田んぼ虫天国。
当然といえば当然の話。

「6月と7月末に薬撒くと予防になるけどね」
「薬とか使ってないんです」
「それじゃあ、しょうがないかな~。まあ、穂の出る時期とか、条件もあるけどね。それに今年はカメムシ多かったし」

私たちがそんなやり取りをしている横で、どこかの農家のおじさんが自分とこのお米が3等米になったと言って検査官の人に「なんで3等なんや!!オレはこれで飯食っとるんやからな~!」と、食ってかかり、大激怒しておりました。
大きい田んぼで肥料も農薬も使ってお金をつぎ込んだのに3等にされた。つまり、「お前らの言うように肥料も薬も使ったのに3等なんか!話が違うぞ!」と言っているような気がいたしました。(実際には言ってないです)

しかし、農産物だから思ったようにはならないですよね。いくら農薬撒いてもダメなときはダメで、そうすると来年はもっと農薬を撒かなきゃってなるでしょう。別にそこまでして等級取らなくてもいいや~。って思いました。要は、「見た目がキレイなお米かどうか」ってことですもんね。うちみたいに少々売るところでは問題ないけど、大きく商売するところは大変だな、と思いました。
ウチのお米、等級は規格外ですが、まあいいんです。殆どは精米時に砕けて分別されるし、残っても目視でピッキングすればいいんですからね。多少は残るかもしれないけど。

さて、ブスリと刺された後には、きちんとシールを貼ってもらい。

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検査済みのハンコや年産を書き入れてもらいます。

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農協の検査官の方はみなさんとても親切でした。

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バッチリ検査済みの印です。

ところで、この一色町の農協は神社港の向かいにあるんですね。

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ちなみに、このお米の検査費用は30キロで100円です。
なかなか面白い体験でした。

帰ってから父がどうだった?と、聞くので
「規格外やったよ~。薬撒いたらええんやって」と、言ったら
「ふむ、そやけど農薬が残留するからな、ええやろ、規格外でも」
「そやな~」
農協の人は殆ど残留しないと言ってましたので、その辺はちょっと分からないですが。

そんなことで、初めての検査はそんな感じで終了。
ちなみに、精米で販売する場合は等級表示は必要でなく、玄米で販売する場合のみ義務付けられているようです。

さて、そんなこんなでお米の販売は来月くらいから予定しておりますよ。どうぞお楽しみに!


※写真は田んぼの雑草、オモダカの葉の上でくつろいでいるニホンアマガエル
「薬撒かれたらオイラの餌もいなくなっちゃうケロ」

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2013年9月 3日 (火)

お米作ってます⇒結構大変(汗)⇒お米できました

こんにちは!モナリザ農耕担当のゆきです。

稲刈りしてきました。
今まで黙っていましたが、モナリザで使っているお米は実家で作っているお米です。
あ、もちろん、チキンライスとタイカレーはタイのジャスミンライスを使っているので、チキン丼だけですが。

このお米、伊勢の朝熊町というところで作っています。
いつもは父が作ったお米を頂戴していたのですが、自分もやらねばと思い立ち、今年はガッツリ稲作に取り組んでみました。

まずは田植えの時期の写真をご覧下さい。
あ、違う、田植えの準備をしているところです。
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トラクターですね。これは代掻き(しろかき)という作業で苗を植えるためのベッドを作ります。運転めっちゃ楽しいです。

田植えの終わった田んぼ。さっそく鳥が餌を取りにやってきた模様です。
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順調に育っています。
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しかし、6月頃から雑草が生えてきたので最新鋭機械で草取りをしました。
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しかし次から次へと生えてくる草に辟易しましたが、週に3日ほど朝の草抜きを日課にしてなんとか乗り切りました。
うちの田んぼの住人をちょっとご紹介しましょう。

○あぶ

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○まだちょっとオタマジャクシのカエル
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○イトトンボ
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○背中に卵を載せているコオイムシ
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○田んぼの友達イナゴと大量発生して困ったオモダカ。でも雑草あるほうが虫も居心地よさそうなんだよな~。
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○虫ばっかり見ているのでカメを見たとき「おおっ!大物や!」と思いました。
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○絶滅危惧種のトノサマガエル
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○カヤネズミの巣。もちろんおでかけ中。
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○これはトンボの羽化
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○ベニシジミ
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こんなに沢山いろんな生物がいます!なんて楽しいんだ!田んぼ!
さて、雑草ですが、主に「ホタルイ」「オモダカ」という2種類の雑草を抜きます。

オモダカです。1時間半くらいでコレ×3倍くらい抜きます。達成感ありすぎ。
でも来年は人手が欲しいです。
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朝露の降りた田んぼ。
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そうこうしているうちに、苗もすっかり大きくなっ葉先が目に入ってしまうので草抜きは不可能に。
こうなると根元に小さい稲の赤ちゃんができてきます。

根元を割って調べているところ。
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稲の赤ちゃん!
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いやー!かわいい!感動します。ちゃんと稲穂の形してるんだもん。

そして7月!伊勢は20年ごとの式年遷宮で、伊勢の各町による伝統民族行事である「お白石持ち」がはじまりました。

○朝熊町は川曳きです。
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そして雨の降らない8月が来ましたが、成長は順調でうまく育ってくれました。出来は昨年よりも良かったです。
私の草取りのおかげや。きっと。

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伊勢は台風がくることからか、田植えはゴールデンウィーク、稲刈りは夏休み最後と、まるで子供たちを動員することが前提のような日程で、私たちも良く手伝わされたものですが、最近は稲刈りもコンバインで行います。
でも、小さい田んぼがひとつあって、そこは手刈りでやります。

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この小ささなのに、2人で朝9時~夕方6時までかかりました。
来年は人手が欲しいです。
よろしくお願いします。

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立派に実ったお米は脱穀、籾すり、精米を経て、サトナカ工房&モナリザの神棚さんへお供えされました。
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いや~!稲作ってすごいですね。
来週は早速来年の田植えのために、土おこしをします。実際、この他にも畦の草刈りや水の管理などやることが沢山、もちろん天候にも左右されます。でも年に一度しか作れないこの稲作をもっとやる人が増えたらいいのにな~。と、思います。

このお米は近いうちにモナリザでも販売しますので、どうぞお楽しみに。

※草取りの後のささやかな楽しみ。

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